春にスイカ?!
スイカの原生地は、カラハリ砂漠。
だから、気温は必要なのですが、カラカラに乾いた土地柄が向いています。
日本の夏は高温ですが、多湿すぎて、実は不向きなのです。
一番の大敵は雨。
夏に収穫期を迎える場合、その前にやってくる梅雨が、スイカの味を落としてしまいます。
そのため、春から初夏にかけて、日当たりが強くなるころのビニールハウスで、雨をシャットアウトし、加温して育てたものがより一層美味しくなります。
篤農家 内田さん
訥々と物静かにお話しするのですが、内に情熱を秘めた農家さんです
熊本の中でも施設栽培のメッカとも言われる場所で、そこかしこにビニールハウスが建ち、換気のために、農家さんたちが一斉にハウスを開けると、乱気流が起きて飛行機が安定して飛べない、とまで言われる地域です。
その中でも、ミネラル分が豊富で、決して肥沃でない赤土土壌で、じっくりと、内田さんは育てています。
また、ハウスの中には防草シートを敷き、草を抑えるとともに、ハウスの中にしみこむ水分を最小限に抑えています。
しかも、一株一果
一般的に、一株から3~4果のスイカを収穫しますが、内田さんの場合、ソフトボールくらいの大きさになったところ、最も良い実だけを残し、後は切ってしまいます。
こうして、栄養を集中させることで、スイカにありがちなばらつきを抑えるのです。
収穫と熟度の管理も大切です
スイカの収穫は、畑一枚を一度に収穫する、一斉収穫が一般的。
でも、そうすると、熟度がバラバラで、きちんと熟していないものまで収穫してしまいます。
そうなると、バラツキが出てしまうのも、致し方ないところ。
内田さんの場合、スイカの実がなったときに、7色に色を分けた棒を果実のそばに目印として刺します。
”着果棒”と言って、いつ実がなったかを管理しているのです。
7色あるのは曜日ごとに管理しているため。
一週間以上離れた着果であれば、目視で確認できるからです。
一斉に収穫せず、この棒の色を目安に、一玉一玉を見極めながら収穫します。
水を制限し、栄養を集中させ、ひとつひとつの熟度を見極めて出荷するので、美味しいのです。
そして、最後に農家の目
「りょくけんさんには特に良いものを出してますから。」
外観が左右対称か?
中身に空洞がないか?(たたくと、音で分かるそうです)
すべてをチェックしたものが、お客様のもとに届きます。
2020年度から品種を変更
羅皇
羅皇・ザ・スイート(5月~)
に変更し、さらに食味と食感が向上しています。
ご留意点
・4月末ごろから出荷予定です。~5月下旬ごろまでの予定です。
シーズン開始後は開始受注から1週間程度で産地から直送されます。
・5/18以降はご贈答向きではないスイカを出荷させていただきます。
・農家さんからお客様に直接発送しますので同梱不可、代引き不可商品です
・ご予約販売とさせていただいています
・画像はイメージです。品種によって果実の色味などが異なる場合がございます
・送料込みの価格です。
・受注締め切り 5月20日
お客様の声
しらたま様 投稿日:2023年05月10日
おすすめ度: ★★★★★
今年も注文しました、内田さんのスイカ!!
毎年スイカはこれだけで良いと思っています。
とにかく大きく、重さもずっしり。甘みは十分で、水分もたっぷり。シャリシャリした歯ごたえも最高です。
赤いところはギリギリまでずっと甘いので、白いところが見えるぐらいまで食べてしまいます。
2人で食べているので減りは遅いですが、半分にカットして冷蔵庫に入れていますが1週間は十分日持ちします。
スイカ好きな方にはおすすめです!
赤いスイートピー様 投稿日:2019年05月26日
おすすめ度: ★★★★★
銀座のお店でカットスイカを購入して食べたら美味しかったので、今回スイカが大好きな家族にプレゼントしてみました。「とっても甘くて美味しい!」と大喜びでした。高価ではありますが、美味しさ・品質を考えれば納得です。
【保存方法】
玉のままでしたら、1~2週間は大丈夫です。
カットした後は、ラップをして冷蔵庫に入れてお早めにどうぞ。
【産地】
熊本県
【生産者】
内田さん
