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【Story】
■全国屈指の水どころ
大分県は湯布院や別府温泉など古来より評価の高い温泉地を県内に持つ温泉どころです。
それに加え、九重連山、阿蘇山などの山々に囲まれて磨かれた名水が各地域に存在し、全国的に有名な日田天領水など、日本屈指の水どころです。
■日本名水百選のひとつ
その中でも、九州の真ん中 阿蘇山の東側に位置する竹田(たけた)は、市内に湧水群が数か所あり、とても水が豊かで美味しい地域です。
1985年(昭和60年)3月には、環境省が水質、環境、水量などを基準に選定する"名水百選"に選ばれています。
■ミネラル豊富、なのに飲みやすい。
りょくけんがお届けする九州大分の水は、ミネラルが豊富です。
成分名 | 竹田の水 | 富士山麓の水 |
---|---|---|
ナトリウム | 8.7mg | 10mg |
カリウム | 5.3mg | 1.9mg |
カルシウム | 16.3mg | 16mg |
マグネシウム | 6.4mg | 5.6mg |
たとえば、関東で一般的に売られている富士山麓の天然水と比較すると(右数字)、ナトリウム以外はすべて多いことが分かります。
一般的に、ミネラルが豊富な=硬度が高い水は、日本人にはクセがあって飲みにくいと言われています。
ヨーロッパの、例えば代表的な硬水にContrexがあります。
ミネラルが抜群に豊富で硬度1468なのですが、常温ではクセがあって飲みづらく、人によってはお腹をこわしてしまいます。
九州大分の水は、硬度が69前後。
各国で、硬水の基準は違うのですが、WHOでも採用されているアメリカの硬度基準では60~120が中硬水。
硬度が高めの軟水のため、硬水に慣れない人にも飲みやすく、美味しいのです。
■美肌の温泉成分が76mg/Lと豊富。
その湧水が、温泉か否かを判断する、いわば温泉成分の基準のひとつに、"メタケイ酸"があります。
1kg=1Lの湧水に50mg以上含まれていれば、温泉と呼べます。
りょくけん九州大分の水には、この"メタケイ酸が"が、1Lあたり76mgも含まれているのです。
嬉しいことに、メタケイ酸は注目の成分シリカのひとつで、肌の美容成分であるコラーゲン生成を助けると言われており、化粧水などにも積極的に使われています。
美味しく飲めて、肌にも良いなら、一石二鳥ですね!
環境省HP温泉法について
■神様の水!?
りょくけん九州大分の水の採水地である、大分県竹田市の河宇田湧水は、背後に豊かな森林を抱え、水神様が宿ると地元の方々に崇められてきました。
そのため、地元の有志で集まり、採水地には祠(ほこら)が建てられ、定期的に清掃を行い、森林伐採を制限するなどして、その優れた水質と湧水量を維持するように努められてきたのです。
名水百選を選ぶ際には、そんな地元の方々の取組も評価の対象になったようです。
■水ビジネスは意外と大変。
りょくけんが採水をお願いしている橋本さんによると、以前は、もっと多くの会社が、竹田市の湧水をペットボトル化して、販売をしていたそうです。
大手S社の九州地方販売分の"天然水"もかつては、竹田で取水されていたとか。
ところが、折からの送料や運賃アップによるコスト増で、相次いで撤退。
現在では、撤退した会社を離れ、橋本さん一人がビジネスとして取水をしています。
以前は、竹田市内にあった工場で、紫外線殺菌を使用し、非加熱でボトリングが可能でしたが、現在では山を二つ越えた場所にある他の加工場でボトリングするため、いったん、加熱殺菌を行っています。
関東で、なかなか九州の美味しい水が手に入らないのは、配送コストがネックなのでしょう。
【原材料】
湧水(大分県竹田市)
【賞味期限】
製造日より1年
【保存方法】
日の当たらないところで保管し、開栓後は冷蔵庫で保管。
賞味期限に関わらずお早目にお召し上がりください。
【基本の調理】
そのまま常温でも、冷やしてお召し上がりいただいても美味しいです。
コーヒー、お茶、ご飯を炊くにももちろんおススメです。
【加工地】
大分県
【採水地】
大分県竹田市