【Story】
秋田県仙北市西木町。
日本一の深さの田沢湖(水深423.4m)の西側、車で1時間ほどの場所で育ちました。
すぐ背面に山があり、前には川が流れる自然豊かな土地です。
先代は木こりで、自ら山に入って、木を採種し、しいたけを育てていました。
現在は、奥様と娘さんが引き継いで栽培されています。
齋藤さんは、一年を通して出荷。
(2023年夏は観測史上最高気温のため一時お休み)
りょくけん松屋銀座店のベジデリカにも欠かせない存在です。
◆原木栽培とは?
自然の環境で時間をかけて栽培された椎茸。
山からクヌギなどの木を切り倒し、90~120cmほどに切り揃えます。
そこに穴を開け、菌を打ち込むことでしいたけ菌の培養が始まります。
これで終わりではなく、栽培期間中は手間暇をかけていきます。
湿り気を保ち、時々上下をひっくり返すなどの手間が必要。
直射日光の当たらない、適度に木漏れ日が差し込む湿り気のある森の中などが適地です。
培養期間はなんと、18カ月~ ほどの時間をかけて栽培するそうです。
自然に生えている椎茸同様の本来の濃密な香り、食感の良さが特徴です。
◆菌床栽培
工場内でポットに菌を入れて3~6か月ほどで収穫。
一般的に全国で一年中流通。
肉厚。安い。
菌床の栽培では味わえない、ねっとりとした食感をお楽しみいただけます。
花粉症に抗うためにも椎茸!
最近の研究で、椎茸などに多く含まれるビタミンDが根本的な花粉症の改善にも繋がるかもしれないということが分かってきたそうです。
ちなみに、椎茸のビタミンDは半日以上お日様に当てるだけでも格段に増えるそう。
ぜひ、春からの季節もお召し上がりください。
◆銀座店で定番人気!なすときのこのグリルマリネ
▶りょくけんYouTube
りょくけん松屋銀座店で年間を通じてご提供している、なすときのこのグリルマリネ。
齋藤さんの原木椎茸も、一年中たっぷりとぜいたくに使用(入荷による)。
上質な旨味と食感がベジデリカを支えています。
いかにして毎日地下厨房で手作りをしているのか、こだわりがどこにあるのかが分かる2分29秒の動画です。
ぜひご覧くださいませ。
【保存方法】
特殊な袋に入れています。そのまま野菜室で保管し1週間くらいでお召し上がりください。
【基本の調理】
バターや油をひき、焼いた後、塩コショウで召し上がってみてください。
半日でも日に干すと、一層旨みが増します。
【産地】
秋田県
【生産者】
齋藤さん