【Story】
百日かけて栽培するフルーツトマト
高知県高知市春野町。
坂本龍馬で有名な桂浜のすぐ近くに位置します。
この地のハウスで、100日かけてトマトを育てているのが岡崎さんたち。
旨味と香り、甘さが濃厚でとても美味しい糖度8度のフルーツトマトです。
百日トマト?
昔から、高知県の春野に伝わる育て方で、播種から100日かけてトマトを育てる育て方です。
ハウスの中で、温度をかけて、水も肥料も与えると、100日よりも早く収穫できるところ、じっくり育てることで、甘みに酸味をしっかり乗せていく栽培方法です。
温度をかければ、早く赤くなるのですが、そうはせずに、食味を上げるように育てています。
「茨城や熊本に比べると、平野が極端に少ないので、面積を増やすことが収入増にならない。
品質を上げるか、ニッチなことをするかのどちからで、高知は収入を上げるしかない。山ばっかだから。」
と、岡崎さんはおっしゃいます。
品種は、桃太郎系です。
2つの圃場で育てる
岡崎さんの百日トマトは、季節によって場所を変えています。
大豊町(標高600mほどのハウス) 7~11月(夏~秋)
暑さが厳しくない標高の高い土地で栽培。
春野町(沿岸部のハウス) 11~5月(冬~春)
田んぼの真ん中に点在していますが、盛り土をして一段高くしているのと、シートを土の下に敷いて盛り土をしています。
水分コントロールと、根域制限を行っているため、より一層、食味を上げられます。
【糖度について】
糖度とは・・・果実の甘さの指標です。
りょくけんのフルーツトマトは、
糖度8度=完熟 / 糖度9度=特選 / 糖度10度以上=スーパー特選
と分類しています。
こちらの商品は、糖度8度=完熟です。
程よくジューシーなフルーツトマトです。
ひとつひとつ"糖度センサー"で糖度を測り、選別しています。
比重が重いため、水に入れると、一般的なトマトは浮きますが、りょくけんのトマトは沈みます。
中身が充実しているのです。
どんどん甘くなる高糖度フルーツトマト
甘さと旨味が濃密で、しっかりした食味のフルーツトマトです。
寒くなるほど、より糖度の高いトマトが登場します。
1月下旬~2月いっぱいは、最大で糖度14度ほどになるとか。
どうぞお楽しみに。
【量目の目安】
◆約200g 4玉ほど
◆S (約800~1000g) 16~20玉前後
◆M (約1200~1400g) 24~28玉前後
◆L (約2400~2800g) 48~56玉前後
※画像はイメージです。
【マルトマトについて】
りょくけんでは、トマトの原生地であるアンデス高原の環境に似せるため、
ハウス内で、できるだけ水も肥料も与えずに育てているため、トマト本来の力、
美味しさが引き出され、とても美味しいトマトに仕上がっています。
ファーストトマトに比べると酸味が少なく、甘さも感じやすいです。
水をやりすぎてしまった、味の薄い空洞果が角ばった形になる一方で、
美味しさのつまったトマトは丸くなるので、りょくけんでは
ファーストと区別して「マルトマト」と呼んでいます。
トマトの緑色について
ヘタ側の肩口の部分に濃い緑色がかっているものがあります。
これは、ベースグリーン と(グリーンベースとも)呼ばれる、とても美味しいフルーツトマトに現れる現象のひとつです。
栽培期間中に水を極限まで抑えて育てていると、通常は葉だけで行っている光合成を実の部分でも行います。
頑張って生き延びようとすることで葉緑素(濃い緑色の部位)が発生するそうです。
ベースグリーンが収穫時まで残っているものがより甘く、美味しいトマトを見分ける方法のひとつ。
(全てのフルーツトマトに発生するわけではありません。岡崎さんのトマトの多くには出ています。)
緑がかっているトマトは、まだ硬くて未熟なのでは?という疑問を持たれるかもしれませんが、美味しいトマトの証としてぜひ覚えておいてください!
ご贈答用にギフト箱をどうぞ
ご贈答やギフトに、フルーツトマト専用のご贈答箱セットをご用意しています。
お熨斗も無料でお付けしております。
贈り物にぜひご利用くださいませ。
ご用意するサイズは、Small (約800~1000g) 16~20玉前後です。
【保存方法】
袋などに入れて、野菜室で保管してください。
なるべくお早めにお召し上がりください。
【基本のお召し上がり方】
くし型にカットして、生でお召し上がりください。
やわらかくなった場合は、加熱すると、さらに濃厚な風味になり、美味しいです。
【産地・生産者】
高知県 岡崎さん
りょくけんのフルーツトマトの美味しさの理由とは?